今回は、ご質問にお答えするシリーズです。
当店のお客様は、金投資をしながら、アンティークコインも買うという方が多いのですが、
よくあるご質問から、金との比較をしてみます。
今回の比較は、現物の金と、正しく選んだコインということが前提です。
近年は、証券化されたような金ということで、現物の金を持たなくても投資ができるシステムがありますが、インゴットだったり現物の金との比較をしていきます。
そして、正しく選んだコイン、こちらを比べていきたいと思います。
はい、まず利回りです。
金の方は、過去の価格推移のグラフを見ていただくと、上がったり下がったりというふうなことが激しい事が分かります。 安定した利回りを得るという意味では、△になるのかなというふうに思いますね。
これに対してアンティークコインは、イギリスコインのレアコインインデックスというのが公表されてますが、25年間ずっと上がり続けているという実績が分かります。
そのような実績から見た観点も○ということになるかなと思いますね。
リンク:世界のコイン価値の変動https://www.victoriacoin.jp/blog/globalcoinvalues/
それと共に、金は、素材そのものが価値になりますけれども、
アンティークコイン/モダンコインは、金や銀の素材そのものの価値にプラスして、希少性と人気というプレミアが付加されて、価格が上がっていきますので、
こういった面でも利回りは、アンティークコイン/モダンコインの方が、優れているという見解になります。
そして次に、換金性です。
これは金の方が○になります。
きちんとしたお店で買っていただければ、いつでも換金できるという点で優れています。
これに対して、アンティークコイン/モダンコインの方は、流動性は低いです。
売りたいと思った時に、いくつかの出口の手段を使って、ある程度時間が必要になります。
中期、長期の保有が前提です。
したがって△いうことになると思います。
次に、リスクについては、金の場合は、機関投資家レベルの大量のお金が、資金が流入していますから どうしても変動が激しいです。
日本国内で購入するとですね。 ドル建てという為替のリスクも関係しているということで△にしました。
これに対して、アンティークコイン/モダンコインは、こういった機関投資家レベルの資金などは入ってこないです。
それでも、世界では2兆円規模と言われてますので、決して小さくはない規模です。
大きすぎず、小さすぎず、そのマーケット自体が確実に存在してるというのが、コインの良いとこなのです。
したがって、大きな乱高下のような変動はしづらいというマーケットなので、リスクという関係では○になります。
そして運用期間です。
こちらは、どちらも三角になると思います。長期保有が前提になるということです。
今日買って、 短期トレードみたいにすぐ売ると、そういうことは出来ないです。
どちらも両方△として、しっかり長く保持して資産を守りながら育てていくというものになるというふうに思います。
②へ続きます。