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アンティーク・モダンコイン専門店

         ヴィクトリアコイン VICTORIA COIN

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19日夜(日本時間20日未明)、エリザベス女王の棺は、歴代の君主らが眠るウィンザー城に埋葬されました。
その様子は、BBC放送や、インターネットを通じて世界中に配信されました。
https://www.bbc.com/news/uk-62952004

厳かに、伝統に綴られ執り行われた国葬は、まるでおとぎ話か、創り込まれた映画の世界のようでした。
あらためてイギリス王国の美しさと伝統が、世界中の人々に伝わった特別な時間だったと思います。

この美しさと伝統は、1901年に行われたヴィクトリア女王(Queen Victoria)の国葬にさかのぼります。

チューダー朝から始まり、ウィンザー朝へと綴られる、厳かなイギリス王室の伝統は、コインにも受け継がれています。
王政復古のチャールズ2世以降、代々の君主の肖像が、コインに極印されてきました。
また、その肖像は、右向きの次は、左向きと、交互に向きを変えながら、描かれてきました。(エドワード8世を除く)

エリザベス女王のその治世は、振り返れば、奇しくも第2次世界大戦後の歴史とともに進み、激動の時代の歩みでした。
これから新国王チャールズ3世(73)のあらたな治世が始まります。
葬儀の中で、斉唱された国歌は、”キング”に歌詞が変更されていました。
「ゴッド・セーブ・ザ・キング(God Save the King、神よ王を守りたまえ)」

これからの治世で、エリザベス女王の、優しさに溢れるその笑顔に込められた、平和への願いが実現される事を願ってやみません。

※画像は全て、「The Royal Mint」公式より(著作権は、出典元に帰属します)
https://www.royalmint.com/

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