「Youtubeで公開した内容を、ブログにて掲載致します」
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ヴィクトリアコイン 店主 プライベートコインバンカーの三澤です。
驚愕の値上がりコイン 詳細解説公開の続きを解説して参ります。
ゴチッククラウンには、いくつか種類が存在します。
その種類についてできるだけ分かりやすく、解説していきます。
こちらの表をご覧ください。
まずは年度で二つに分かれます。
1847年と1853年です。
ほとんどの流通しているタイプは1847年のものになります。
わずかながら1853年も存在します。
そして、それぞれのこの年度の中で、いくつかパターンに分かれます。
コインの縁(エッジ)に、どのような文字が彫られているか?
まず一つ目は、UNDECUMOという文字が彫られている。
これがほとんどの流通しているタイプです。
二つ目に、側面に何も書かれていないタイプです。
プレーンと呼ばれるもので、非常に希少なタイプです。
素材も、ピュアシルバー/純銀となっています。
このタイプ以外は、スターリングシルバーで作られています。
三つ目、 Septimoという文字で彫られている。
これも僅かながらに存在します。
この1847年は発行枚数8000枚となっています。
1853年の方も、二つに分かれます。
一つ目が、Plainという何も側面書いてないタイプ。
二つ目が、Septimoと文字が彫られたタイプ。
発行枚数は、460枚と、非常に少ないです。
そしてもう一つ金貨がわずかながら存在します。
大英博物館に一枚、そして民間に一枚か二枚と言われてますので、
現存するのは二枚から三枚ではないかと言われています。
種類としては、以上のようになります。
そして、それぞれの種類の中で、状態の良し悪しで、価値が変わってきます。
例えばUNDECIMO中でも、グレードが上がってくにつれて、希少度合いも上がっていきます。
次に、縁(エッジ)に書かれた文字の意味について解説します。
UNDECIMOと書かれた文字の意味は、ラテン語で、第11番目という意味になります。
(ヴィクトリア女王が、即位してから11年目に発行)
Septimoとは、ラテン語で第7番目という意味になります。
前方に書かれた文字を合わせると、17という意味になります。
(ヴィクトリア女王が即位してから17年目、1853年の年に発行)
後編へつづく