「ヘリテージANA WFOMワールドコインズシグネチャーオークション」で、驚きの落札
2021年8月19日20日に、アメリカ テキサス州/ダラスにて開催されたオークションが、世界で話題になっています。
「ヘリテージANA WFOMワールドコインズシグネチャーオークション」
1839年ウナとライオンPF66UCAM★が、1億7千万という落札で、世界を騒がせました。
日本でも話題になったため、耳にした方も多いと思います。
ウナとライオン以外にも、注目すべきコインが多数出品されていました。
その一つが、2020年イギリス スリーグレイセス銀貨です。
70グレードが、現在の相場を、大きく超える価格($24,000:日本円260万 +諸経費)で落札されています。
スリーグレイセスについては、
日頃からお問い合わせも多いので、注目していたのですが、驚きの結果となりました。
ウイリアムワイオンの傑作を、正式に復刻する意図を持った、イギリス本国の『グレートエングレーバー』シリーズ。
第1弾の2019年イギリス ウナとライオンは、約1年で大幅な価格上昇を見せました。
そのきっかけとなったのが、2020年のオークションでした。
今回のスリーグレイセスの落札も、2020年のウナとライオン銀貨と、酷似しています。
その時のウナとライオンの値動きから、考察すれば、
このスリーグレイセスも、今後、大きく相場が動くと考えられます。
デザイン性、話題性、希少性、コインの価値としての条件を比べても、
今後70グレードの相場は、200万に迫るのではと予想しています。
ウナとライオン銀貨を考えれば、69グレードも、同時に上昇するでしょう。
今、手元にお持ちの方は、相場の動きを注視した方が良いと思います。
私は、大きく相場が動くコインには、
理屈では言い表せない”コインのそのもののチカラ”の強さを感じます。
ウナとライオン同様に、スリーグレイセスには、歴史的なコイン特有の、そのチカラを感じます。
私も、慌てて在庫の確保に動いていますが、
既に、ディラー間では、動きが激しくなりつつあります。
ウナとライオン銀貨の際に、相場の予想に疑心暗鬼で、積極的に仕入れられず後悔した経緯がありますので、
先を見越して仕入れるべく交渉しています。
現在1枚のみ手に入りそうですが(未確定)、ご興味のある方は、ご連絡下さい。
次回は、2019年ウナとライオンの相場推移を分析してみたいと思います。
全国的に、まだまだ暑い日が続いています。
どうぞ、お気をつけて、お過ごしください。
赤坂コイン 三澤